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歯医者をおしゃれに!内装デザインの秘訣

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歯医者をおしゃれに!内装デザインの秘訣

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近年は集客のために、おしゃれな内装デザインの歯医者が増えてきています。

内装をおしゃれにすると手間やコストが掛かる一方で、イメージアップや集客、スタッフのモチベーション向上など、さまざまなメリットを期待できます。ただし、おしゃれな歯医者にするにはデザインや設計にコツがいるため、基本的なポイントをしっかり押さえておきましょう。

今回は歯医者の内装をおしゃれにするメリットや、おしゃれな歯科医院を作るためのコンセプト、内装デザインやアイデアのポイントについて解説します。

 

≪歯科医院をおしゃれな内装デザインにこだわった方が良い理由とは≫

歯科医院の内装デザインをおしゃれにすると、経営面でさまざまなメリットを期待できます。ここでは、歯科医院の内装デザインにこだわるべき理由を4つご紹介します。

 

内装デザインが歯科医院のイメージになる

歯科医院のコンセプトに合わせて内装デザインを統一させると、独自のブランドイメージを確立できます。オリジナリティのあるブランドイメージは患者様に強いインパクトを残し、競合医院と比較した際の強みとなるでしょう。

 

患者様がリラックスでき来院頻度が高まるキッカケになる

歯科医院は「怖い」「痛い」というイメージが強く、来院に抵抗を感じる患者様は少なくありません。特に初めて来院する方や小さなお子様は緊張や不安を感じやすく、待っている間や施術中に強いストレスを感じるケースも多いようです。

しかし、待合室や診療室をおしゃれな内装にすれば、病院特有の冷たさや素っ気なさが和らぎ、居心地の良い空間になります。リラックスできる空間を確保できれば、患者様の不安や緊張が緩和され、「怖くなかった」「またここを利用したい」と思ってもらえるきっかけになるでしょう。

 

競合との差別化につながる

歯科医院はどこの地域にも存在するため、安定した経営を続けていくためにはライバルとの競争に打ち勝たなければなりません。そのためには、自院ならではの強みや魅力を前面に出し、患者様にアピールする必要があります。

オリジナリティのあるおしゃれな内装デザインを採用すれば、居心地の良さや安心感などの面でライバルに差を付けることができ、競争で優位に立てるでしょう。

 

スタッフのモチベーション向上効果

歯科医院のおしゃれな内装は、来院する患者様だけでなく、そこで働くスタッフのモチベーションを高める効果も期待できます。

スタッフのやる気がアップすると、接客態度が良くなったり、業務効率が高まったりと、経営面で大きなメリットを得られます。また、おしゃれな職場に愛着が湧くと、長く働いてくれるようになるため、人手不足のリスク低減にも役立つでしょう。

 

≪おしゃれな歯科医院を作るための基本コンセプト≫

おしゃれな歯科医院を作るためには、どのような歯科医院にしたいのかを明確にした上で、色の使い方やインテリアの選び方、デザインなどのコツを押さえる必要があります。

ここでは、おしゃれな歯科医院をデザインするためのポイントを5つご紹介します。

 

色使いで印象を変えるテクニック

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色は内装の印象を大きく左右する重要な要素の一つです。同じデザイン、レイアウトの歯科医院であっても、色を変えるだけで印象ががらりと変化するため、色彩選びは医院のコンセプトに合わせて慎重に行うことが大切です。

例えば、清潔感を重視したいのなら白や青系統の色を使う、ぬくもりや優しさを印象づけたいならピンクやレモンイエローなどの暖色系を入れるなどの工夫が考えられます。なお、あまり多くの色を使うとごちゃついた雰囲気になって落ち着かないため、色の数や組み合わせには十分注意しましょう。

 

照明の工夫で明るさと居心地をアップ

待合室や診療室が薄暗いと、不安や緊張が強くなる上、手元が見にくいといった問題が生じる原因となります。そのため、院内では常に明るい状態をキープできるよう、照明や採光を工夫するのがポイントです。具体的には、外からの自然光を入れる窓を確保しつつ、要所に照明を設置し、薄暗い空間が生まれないよう調節します。

照明については、室内の大きさに合わせたサイズを選ぶのはもちろん、照明の色にもこだわりたいところです。例えば、ナチュラル感を重視したいのなら昼白色、落ち着いた暖かみのある空間にしたいのなら電球色の照明をそれぞれ用いると、理想の雰囲気を演出できるでしょう。

また、待合室にオブジェなどを設置する場合は、間接照明やスポット照明を活用するとおしゃれ度がぐんとアップします。

 

家具やインテリアの選び方のポイント

待合室に設置するソファや椅子、本棚、飾り棚といった家具・インテリアは、壁紙や床材とテイストを統一させるのが大事です。

例えば、全体のテイストをすっきりと清潔感のある雰囲気にしたいのなら、白または寒色系でシンプルなデザインの家具を設置するなどです。一方、子どもが安心して通える歯科医院を目指すのなら、ポップな色合いやかわいらしいデザインのインテリアにすると、いかにも病院といった冷たい雰囲気を緩和できるでしょう。

もちろん、デザインだけを重視するのではなく、部屋の面積に合っているか、動線の邪魔にならないかなどの点も考慮することが大切です。

 

壁紙や床材で個性を演出する方法

ライバル医院にはないオリジナリティを出したいのなら、壁紙や床材の選び方を工夫しましょう。例えば、木目調の床材でぬくもりのある空間にする、子ども向けのプレイルームの部分だけ小上がりにし、畳調の床材にするなどです。

一方、壁紙についても、四面のうち一面だけ他とは異なるアクセントカラーを入れる。子どもが喜びそうなかわいいイラストを描くなどの工夫を取り入れると、個性的な歯科医院として注目されるでしょう。

 

待合室を居心地良くするデザインアイデア

待合室を快適な空間にするために、歯科医院のコンセプトに沿ったアイデアを取り入れてみましょう。

例えば、サロンのようなラグジュアリーな歯科医院にしたいのなら、清潔感のある白を基調に、木目調のルーバーや間接照明などを取り入れると、洗練された雰囲気を醸し出せます。一方、小児歯科や親子連れの患者様の来院を想定するのなら、ビビットなカラーをアクセントにしたり、待合室の一画にキッズコーナーを設けたりすると喜ばれるでしょう。

また、飾り棚におしゃれなオブジェを載せたり、壁にスタイリッシュな時計や絵画を飾ったりするのもおしゃれで居心地の良い空間づくりに役立ちます。他にも、患者様同士の目線が合わないようにソファや椅子の配置を調節するといった配慮を行うと、長時間過ごしてもストレスを感じにくい空間になるでしょう。

 

≪患者の安心感を高める内装デザイン≫

患者様が歯科医院をリピートするかどうかは、安心して過ごせたかどうかに掛かっています。「また利用したい」と思ってもらえるよう、患者様目線の内装デザインを意識しましょう。

ここでは、患者様の安心感やリラックス感を高める内装デザインのポイントを5つご紹介します。

 

清潔感がありリラックスできる空間づくり

歯科医院に限らず、クリニックは衛生面が重視される施設です。

清潔感は、内装デザインの色合いや照明、家具の配置などによって創り出せます。具体的には、白やパステルカラーを主体とした壁紙、床材を取り入れたり、部屋の隅々まで明かりが行き渡るような照明を設置したりすると、清潔な印象を与えられるでしょう。

また、家具やインテリアが密集しているとごちゃついたイメージになるため、なるべくゆったりとした配置を心掛けるのもポイントです。

 

音楽と香りで五感にアプローチ

空間の心地良さは、見た目だけでなく、音楽や香りでも演出できます。実際、音楽のサブスクリプションサービスを契約してヒーリングミュージックなどリラックスできるBGMを流したり、良い香りのルームフレグランスを使用したりしている歯科医院は多くあります。

このように、嗅覚や聴覚など五感にアプローチするアイデアを取り入れると、視覚だけに訴えるよりも、さらに高いリラックス効果を期待できるでしょう。

 

診療室内のプライバシーを守る配置

診療室では患者様のプライバシーを保護するレイアウトを心掛けることが大切です。

院内のスペースに余裕があるのなら完全個室にするのが理想ですが、そうでないのならパーテーションなどを設置して、他の患者様の視線を遮るように工夫しましょう。同様に、カウンセリングルームもプライバシーを守るレイアウト・デザインを取り入れれば、患者様も安心して通院できます。

 

バリアフリーに配慮する

高齢の方や車いすを利用している方でも安心して通えるよう、院内ではバリアフリーにも配慮する必要があります。

具体的には、出入口にスロープなどを設けて段差をなくす、通路の幅はゆったりめに取る、通路やトイレに手すりを設けるなどです。また、患者様目線で動線を考え、待合室から診療室までスムーズに移動できるか、途中に障害がないか、なども意識しましょう。

 

子ども向けスペースのおしゃれなデザイン

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小児歯科やファミリー向けの歯科医院を目指すのなら、子どもが喜ぶデザインやアイデアを取り入れましょう。

内装はカラフルでポップな色調で統一し、キッズスペースにはインテリアにもなる、かわいいおもちゃやぬいぐるみを置くなどの工夫を加えれば、実用性とデザイン性を兼ね備えた空間になります。また、診療室のチェアは赤や黄色などビビットなカラーを選んだり、自然光がたっぷり入り込む大きめの窓を設置したりするのもおすすめです。

 

≪小さな工夫で変わる内装アイデア≫

壁紙を張り替えたり、間取りを変えたりと大がかりな変更を加えなくても、小さな工夫で内装の雰囲気を変えることは可能です。

ここではプラスαのアイデアで歯科医院の内装デザインをより魅力的に見せる方法を3つご紹介します。

 

観葉植物を取り入れた癒やしの空間

観葉植物には、見る人の副交感神経を優位にし、気持ちをリラックスさせる効果が期待できるといわれています。待合室に観葉植物を設置すれば、緑の効果で緊張や不安が和らぎ、より居心地の良い空間を演出できるでしょう。

ただし、観葉植物は種類によってお手入れが大変なものもあります。特に虫が付きやすいものや、葉が落ちやすいものは室内に飾るのは不向きなので、多年草や葉が硬くて肉厚の植物を選ぶのがおすすめです。

 

アート作品の飾り方でおしゃれ度アップ

出入口や廊下、待合室などにアート作品を飾ると、病院特有の殺風景さが緩和され、おしゃれ度がぐんとアップします。

アート作品の選び方は歯科医院のコンセプトに合わせて自由に選んでOKですが、暗い印象を受けるものはなるべく避けた方が無難です。おすすめなのは、山や海、花などの自然を表現した絵画や、子どもが喜ぶイラストなど。季節に合わせてアート作品を入れ替えるのも一つの方法です。

 

レイアウトで空間を広く見せる

狭小地に建てた歯科医院でも、レイアウト次第で空間を広く見せることが可能です。例えば、窓を広めに取って開放感を演出したり、白や淡色といった膨張色を壁紙や床材に取り入れたりすれば、実際よりもゆとりのある空間を生み出せます。

 

≪おしゃれな歯科医院の内装デザイン事例紹介≫

テナント工房が施工した内装デザインの事例をご紹介します。

落ち着いたグレイッシュな空間で、カフェのような待合室がある歯科医院

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木とグレイッシュな雰囲気で、暗すぎず明るすぎない、カフェのような落ち着いた診療空間を目指しました。待合席には思い思いの時間を過ごしていただけるよう、カウンターを設置してコンセントも完備。

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大人から子供まで安心して通うことの出来る優しい空間の歯医医院

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「大人から子供まで安心して通うことのできる歯科医院」がコンセプト。 前医院の雰囲気を取り入れ、優しく、温かい空間をご提供しました。 受付の照明は外から見ても綺麗に見え、院長にもご好評いただいております。 患者様に行きたいと思ってもらえるような工夫が沢山施されています。

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歯医者さんらしくない、をテーマにした歯科医院

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第一印象は歯医者さんらしくないと思えるデザインになっていて、お客様の思い出のものからヒントを得た配色になっています。 緑の壁はお絵描きができ、床と壁どちらもヘリンボーンを組み合わせた内装です。

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≪まとめ:歯医者の内装をおしゃれにして集客率を高めよう≫

歯医者の内装を工夫しておしゃれな空間を演出すると、患者様の不安や緊張が和らぎ、「また来院したい」と思えるような居心地の良い空間を創り出せます。

おしゃれな内装デザインにはさまざまなパターンがあるため、自院のコンセプトを基に、色使いや家具選び、レイアウトなどを工夫し、オリジナリティのある歯医者を目指しましょう。

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